美術・演出はFranco Zeffirelli(フランコ・ゼッフィレッリ)。
オペラの舞台美術・演出家として有名な方ですが、
オペラだけでなく、映画「じゃじゃ馬ならし」や「ロミオとジュリエット」、
「ブラザ・ーサン、シスター・ムーン」などの監督でもある。 今年83歳!
8時を過ぎてもまだまだ明るい夏のイタリア。開演は9時過ぎと遅いスタート。
私たちの席は1番エコノミーな階段席。
自由席なので良いポジションは早いもの勝ち。
開演2時間前に入場して、人間ウォッチ。
周りの方々(私達も含む)は、Tシャツにジーンズといたってカジュアル。
通路には“アイスクリーム売り”や“パンフレット売り”が通り何だか野球場みたい。
一方、1階のPoltronissimeと呼ばれる席(S席)は男性はスーツ、
女性はイブニングドレス。というゴージャスさ。
和服姿の日本人の方も発見。
バーもちゃんとある。

さて、開演時間になると、照明が落ち、日が暮れた夜空の下、
観客の手元のロウソクが一斉に灯されると
会場から「oh・・・」とため息が・・・・。
そしてドラの音とともにオペラが開幕。
真ん中のピラミッドは1幕ごとに回転し、シーンに合わせて装飾が変わります。
ステージ後ろの階段席部分も舞台として使用されていたり、
本物の馬が登場したり、バレリーナのダンスがあったりと
まさにグランデ・スペッタコロ!

ラダメス役の Piero Giuliacci(ピエロ ジュリアッチ)のテノールはよく響いて
アリアを歌い終わった後、
「ブラーボ! ピエロ!!!」と声援が飛んでました。
さあ、いよいよ最終幕。
ラダメスが反逆者として生きたまま地下牢に閉じ込められ、
アイーダと共に愛を誓い死を迎える。 感動のクライマックス・・・。
と思った時。
ポツン、ポツン、・・・と冷たいものが・・・。
そのうち、雷も鳴り始め、雨も土砂降りに。
結局、その日の公演はいいところで中止に。
それまで快晴だったのにーー!何で雨が降るのよ。
あぁ・・・消化不良な夜でした。
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