ある春の日に、ボローニャの山にドライブに出かけた時、
「エトルリア時代の住居跡」と書かれた看板を見つけた遺跡好きのマウぞうが、
「ちょっと見てみよう」と言うので
車を止め、森の中へ。
しかし、歩けど、歩けど遺跡らしきものが見当りません。
どうやら道に迷ってしまったらしい。
右も左も前も後ろも同じような木ばっかり・・・・・。
歩けば歩くほど森の奥に迷い込んで行く気が・・・。
「太陽の位置からすると来た方角はこっちだ!!」と自信満々のマウぞうを頼りに
跡を付いて行くと・・・・。
そこは、シ〜ン。と静まりかえった谷底。
何かさっきより奥に来てない?
聞えて来るのは、歩く度にカサカサと響く落ち葉の音だけ。
そのうちだんだん日も暮れて、霧まで出てきてた。
どこからかカラスのような不気味な鳥の鳴き声も聞こえてくる・・・・。
寒い・・・・疲れた・・・・お腹も空いてきた・・・・(涙)
このまま帰れずに
ヘンゼルとグレーテルじゃないけど 「魔女」 に捕まったららどうしよう。 とか、
「ボローニャ山中で道に迷った男女二人の遺体発見!」とかなったらどうしよう・・・・。
死ぬならこんな森の中はイヤよ!畳の上で死にたい!
とか色々な考えが頭をよぎっていると、
人の声が・・・・。
た、助かった〜!
「すみませ〜ん。道路まで出るにはどう行けばいいんでしょうか?」と尋ねると
「はぁ?? そこを上がって左に真っ直ぐ行けば10分位で出るけど」との返事。
何〜!?? そ、そんなに近かったの!
どうも、私達、同じ所をグルグル周っていたみたい。
しかも、3時間近くも。
あのまま本当に遭難していたら、いい笑い者になるところでした。
まったく!
太陽の位置で方角が分かるんじゃなかったんかい!
もう、マウぞうと山道を歩くのは懲り懲りです (-。−;)
バカンスから戻るのは1週間後です。
それでは皆さまBuona vacanza!
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