まだ写真が残ってたのでマルケの旅(しつこい?)の続きです。
もういいわ。とお思いでしょうが、これが最後ですのでお付き合いください♪
最後はラファエッロが生まれ育った町ウルビーノ。
小さいけれど、ルネッサンス期には、ヨーロッパで最も洗練された
宮廷文化のひとつが花開いた街。
1998年、ユネスコの世界遺産に認定。

この街は、2つの丘の上に作られているので坂道が多い。(ほとんどが坂道!)
街の中心にある共和国広場からのびる坂道を登っていくと
ドゥオモが建つドゥーカ・フェデリコ広場に出ます。
この先にはウルビーノ大学があるので
広場の周りには大学用の本を扱っている書店やコピー屋さんを見かけます。
ドゥオモ脇にある
細い路地。
空が少ししか見えない

ここを進んで行くと
↓
なだらかなスロープの通路に出ます。

そして、この先を左に曲がると・・・・。
↓
ルネサンス建築の傑作、ドゥカーレ宮殿の裏側に出ます。

この宮殿、イタリアの他の宮殿に見られるような堅さがなく、とてもエレガント。
この宮殿を建てたのは、
この方↓

フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ(この絵はフィレンツェのウフィツィ美術館にあるので、行かれた方はご記憶があるかと思います)
彼の肖像画はほとんどが左側の横顔。
右目を失っていたのでそれを隠すために肖像画は横顔で描かれたというわけです。
この独眼竜、フェデリーコは、武勇として有名で、その上才覚があった
今でいう「
できる男」。
ウルビーノが最も栄えたのも彼の時代。
こういう肖像画を見るといつも思うんですが、
やっぱ、「できる男」に
美男子は少ないんですね。
宮殿内部には国立マルケ美術館になっていて、
ラファエッロの「
黙っている女(La muta)」があります。
この絵、実は、下にもう一人、胸の開いた服を身に着けた若い女性の絵が隠れているんです。
ラファエッロは初め、若い頃の女性を描き、後に彼女が未亡人となった為、
上からこの絵を描いたのではないかという説があり、
モデルは不明で、ラファエッロの母親ではないか‥とか、いろいろな説があるそうです。
ラファエッロはダ・ヴィンチから多くの影響を受けた一人。
そう言われると、この絵もポーズといい「モナリザ」に似てる。
さて、共和国広場へ戻って
そこから伸びる「ラファエッロ通り」へ。
この通りにはラファエッロの生家があります。

ここを登ると町全体が眺められるパノラマ通りへ出るんですが、
とにかく傾斜がきつくて途中で休憩しながらじゃないと登れない。
自転車なんか絶対無理!
ラファエッロの生家の側にあるジェラテリアに、こんな写真が飾ってありました。
年代は不明。

昔はこんな子供が買いに来てたんでしょうか。
お尻が涼しそう =^-^=この日の夕食は
共和国広場の脇にある
LA TRATTORIA DEL LEONEへ。
ここの
鴨肉のラグーが上品な味で実に旨い!
この店の自慢料理
“Passatelli vegetariani” (パッサテッリ ベジタリアン)は
モンテフェルトロの時代の味を再現してるそうです。
パッサテッリとは、パスタの種類の名前で、生地を専用の道具で
にゅ〜っとミンチみたいに押し出したもので、ウルビーノの名物パスタ。
白ワイン、ヴェルディッキオも美味しかった♪
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