ウィリアム・ゴールディング作の小説「蝿の王」の中に出てくるシーンで、
無人島に取り残された少年達が、集会ではほら貝を手にした者が発言できる決まりを作った
ところから来ているらしいです。
イタリア人がおしゃべりをする時にほら貝を持ってるわけではありませんよ。
手を振り動かしている人(=ほら貝を手にしてる人)が話し手になるからです。
▼このおじさんみたいに

遠くから見ていても今、誰がしゃべってるのかすぐ分かります。
で、ほら貝を持ち続ける(しゃべり続ける)には
1. 両手を動かし続けること
2. 相手がしゃべろうと思い手を動かそうとしたら
相手の腕にそっと手を置いて発言権が奪われないように阻止する。
「まあまあ」って感じで。
そして、しゃべってる人が「手をおろす」か「肩をすくめる」かしたら
話すことがなくなった=しゃべる番が終了。ってことになります。
街でおしゃべりしてる人達(特におじ様達)をじっくり観察してみると
このスタイルどおりで面白いです。
ちなみにこの写真のおじさんがやってるジェスチャーは
「Che vuoi?=何が言いたいんだ!何なんだ!」という意味で
ムカついた時などに使います。
このジェスチャー、サッカー選手がペナルティを取られた時に審判に詰め寄って
抗議してるときによく使ってます。
TVでセリエAの試合を見る機会があったら注意して見てみて下さい。