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イタリアはボローニャからの生活日記



イタリア人はおしゃべりが大好き。
話に熱が入ると身振り手振りのジェスチャーが大きくなり、語句の強弱も強くなります。
そして、この傾向は南に行けば行くほど強〜くなります。
昔、フィレンツェに語学留学(または遊学とも言う)していた時。
エリザベス・テーラー似のお化粧バッチリの先生は、もの凄いお喋りな上にジェスチャーが激しくて
当時、イタリア語を聞き取るだけで精一杯だった私は、授業中、彼女が喋る早口のイタリア語を聞きながら彼女の派手な顔と激しく動く彼女の手の動きを見ていると、頭がクラクラしてきた思い出があります。
以前読んだ本に面白い事が書いてありました。
このイタリア式会話スタイルのことを 『ほら貝モデル』 と言うらしいです。
それは……

ウィリアム・ゴールディング作の小説「蝿の王」の中に出てくるシーンで、
無人島に取り残された少年達が、集会ではほら貝を手にした者が発言できる決まりを作った
ところから来ているらしいです。
イタリア人がおしゃべりをする時にほら貝を持ってるわけではありませんよ。
手を振り動かしている人(=ほら貝を手にしてる人)が話し手になるからです。
▼このおじさんみたいに
j1.jpg

遠くから見ていても今、誰がしゃべってるのかすぐ分かります。
で、ほら貝を持ち続ける(しゃべり続ける)には
1. 両手を動かし続けること
2. 相手がしゃべろうと思い手を動かそうとしたら
  相手の腕にそっと手を置いて発言権が奪われないように阻止する。
  「まあまあ」って感じで。

そして、しゃべってる人が「手をおろす」か「肩をすくめる」かしたら
話すことがなくなった=しゃべる番が終了。ってことになります。

街でおしゃべりしてる人達(特におじ様達)をじっくり観察してみると
このスタイルどおりで面白いです。
ちなみにこの写真のおじさんがやってるジェスチャーは
「Che vuoi?=何が言いたいんだ!何なんだ!」という意味で
ムカついた時などに使います。
このジェスチャー、サッカー選手がペナルティを取られた時に審判に詰め寄って
抗議してるときによく使ってます。
TVでセリエAの試合を見る機会があったら注意して見てみて下さい。





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【2005/11/23 03:07】 | #[ 編集]














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